メキシコへカラ出張の調査
アメリカからメキシコに出張した筈の社員が実は出張していないのではないかといったご依頼を頂きました。
今回は「カラ出張」の調査を行った実態調査です。
依頼者は、ニューヨークのブルックリンでビジネスを行う日本人男性で、この男性の会社のアメリカ人社員が不正を行っているのではないかという事でした。早速調査を開始しました。
出張当日のターゲットの動きは?
出張当日、ターゲットの追跡を行おうとしたのですが、自宅から出る素ぶり空港へ行く様子はみられません。
やはり、カラ出張をしていたのです。そこで今度は過去の出張日の解析をしました。
アメリカでの特殊なルートを頼り、ターゲットが過去にもカラ出張をしていないか、空港のデータなどをもとに調べました。
すると、過去にも十数回のカラ出張を行い、出張の経費を会社側に請求していたことが明らかになりました。
悪質なカラ出張が発覚
今回のカラ出張は、メキシコの先方企業にも賄賂を渡して偽装工作を行なっていた大変悪質なものでした。
そのままこの社員を更迭し、現在はカラ出張の費用に加えた損害賠償請求を行うべく、裁判の準備を進めています。
トラストジャパンはアメリカ現地の弁護士とも提携しており、こうしたトラブルが発生した際のサポートを行うことができます。カラ出張のトラブルの際はご相談ください。