アメリカの鉄道事情
日本に比べれば、アメリカは鉄道が少なく、都会の中心部以外は車がなければ不便な生活を強いられるといっても過言ではありません。それぞれの州の中心都市では地下鉄が発達しているところもありますが、やはりごく一部で、州それぞれの都市と都市はアムトラックなどの長距離列車で繋がれているだけというケースが多いです。
アメリカの地下鉄事情
地下鉄のある都市は17ほどですが、経済の中心地ロサンゼルスでさえ地下鉄があるのはダウンタウン周辺程度で、「市民の足」として地下鉄が根付いているのはニューヨークのマンハッタン周辺くらいです。地下鉄の治安は日本ほどよくなく、不衛生な駅もあり、物乞いをする者、電車の中や駅の中でダンスをしたりストリートパフォーマンスがあったりと、日本では考えられない光景を目にすることもアメリカではよくあります。
土日は行き先が変わる?ニューヨークの地下鉄事情
24時間運行しているニューヨークの地下鉄は路線も多く、運賃は一律2.5ドル。1ヶ月のメトロカードを買えば100ドルほどで地下鉄乗り放題で大変便利です。市民の足として大活躍し、現地の日本人にもよく利用されています。しかし、ニューヨークの地下鉄の土日の運行は非常に気まぐれ。Mトレインに乗った筈なのにFトレインのコースに変わっていた…など、急な運転ルートの変更も良くあるため、次の行き先に関する放送をしっかりと聞いていないと、とんでもないところに移送されてしまうケースもあり、調査員にとっても厄介なことがあります。